Martで連載中の「スヌーピーでつくる大人のインテリア」が1冊になりました。
撮りおろしのコンテンツも豊富で、子どもも大人も簡単に作れる技が一杯です。
今回は、スヌーピーグッズによく使われている「変身スヌーピー」を
紹介しちゃいます。スヌーピーは想像力が豊かで、いろいろな職業や架空の人物になりきって、コミックの中でさまざま役を演じています。
お気に入りのアイテムも、絵柄の意味を知ればもっと愛着がわいてきますよ。
ジョー・クール
サングラスをかけて学生会館に（実際は犬小屋ですが）スカしたスヌーピーがもたれている定番シーンです。授業に出ずゴロゴロしたり、道行くかわいい女の子に目をつけたり、いかにもという学生生活を面白おかしく描いています。
プロ・サーファー
女の子から「寝てばかりで不真面目だ」と言われ、いきなりサーファーになったスヌーピー。早速、波乗りに挑戦しますが、好きなビーグル犬にいいところを見せようとしておぼれてしまい、チャーリー・ブラウンに助けられるという失態をおかします。
小説王
屋根の上でタイプライターを叩いている定番シーンは、コミックでは300回以上も登場しています。初原稿は50ドル以上の値がつきましたが、その後は落選続き。小説は「暗い嵐の夜だった。」が有名な書き出しですが、時々伝記にも挑戦しています。
ビーグル・スカウト
ウッドストックとその仲間の小鳥たちが集まったビーグル・スカウトは、スヌーピーをリーダーとして、キャンプなどの活動をしています。メンバーは、見分けるのが難しいですが、ハリエットという女の子や、みんなと色の違うレイモンドがいます。
フライング・エース
犬小屋を戦闘機「ソッピーズ キャメル」と名づけ、宿敵レッド・バロンに戦いを挑む、というスヌーピーの想像力全開の設定です。登場回数は400回以上と人気のエピソード。この設定では、カフェでルート・ビアを飲むシーンもたびたび登場します。
宇宙飛行士
アポロ11号の人類初、月面着陸の2カ月ほど前に、アポロ10号の宇宙飛行士が月着陸船を「スヌーピー」と名づけたのです。そして、さらにその2カ月ほど前に、スヌーピーはコミックの中で月に降り立った最初のビーグル犬として堂々と描かれています。
世界的に有名な弁護士
コミックでは法律問題が頻発するため、弁護士に扮したスヌーピーが活躍するようになりました。多くはペパーミント パティが学校で問題を起こしたときに登場しますが、法廷で眠ってしまったり、とぼけた発言をしてしまうのもスヌーピーらしいところ。
プロ・テニスプレイヤー
コミックの中では作者のシュルツさんが好きだったスポーツがよく登場しますが、中でもテニスはスタジオの隣にテニスコートをつくるほどでした。スヌーピーはスター選手になりきったり、トーナメントに出場したり、ときにはウィンブルドンに遠征もしています。
世界的に有名な外科医
世界的に有名な外科医に扮するスヌーピーは、弁護士のときよりも間抜けなやりとりをしていて、面白さがパワーアップ。病院の廊下をうろうろしているときにライナスから手術にまつわることについて聞かれ、的外れな返答をしています。
楽しい豆知識も載っています！
「SNOOPYはじめてのハンドメイド」（定価：926円+税）より
編集／福生否子
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