「結婚式」ファッション、私たちの正解。

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「冠婚葬祭用の黒ワンピを喪服に見えないようにするアレンジがわからない」「パーティに出席する機会が少ないので買い換えるのが惜しく、毎回同じコーディネートになってしまう」――。久々のお呼ばれとなると、「着ていく服がわからない!」と悩む読者が続出中です。そこで、読者がパーティで実際に着た“成功コーディネート”、そして浮かないスタイリング&メークのコツを教えます。

読者アンケートの結果、結婚式に着ていく服でもっとも多かったのは、黒・紺のワンピース39%と圧倒的多数でした。さらにオールインワン17%セットアップ11%と続き、いわゆるパーティドレスを着用する人はごく少数。着る機会が少ない服を買うのはコスパが悪いから、というのがその理由です。新しく購入する場合は、学校行事やちょっとしたお呼ばれにも使える上質な服を選ぶのが主流。結果、選ばれているのが、汎用性の高い黒・紺のワンピースなのでした。

ベーシックワンピ×冠婚葬祭小物だと……

そのうえで、読者が悩んでいるのが着こなしのコツ。たとえば、上品な紺のワンピースでも、合わせる小物によってまったく印象が変わるんです。上の写真で着用しているのは、どちらも同じワンピース。左側のコーディネートは、「親族の式に出席するから」ときちんと感を重視しすぎて、冠婚葬祭用のパールとバッグ、靴を合わせてしまった場合。「子どものお受験付き添いスタイル」が、一丁上がってしまいました。
ベーシック服でも、結婚式ならではの華やかさは絶対に必要。華やかにあか抜ける法則は……。

ルール① 足元に抜け感を出す
ベージュのポインテッドトウパンプスなど、軽やかな色を持ってくるだけで印象が全く変わります。ナチュラルストッキングを合わせるのがセオリーです。

ルール② バッグやアクセでキラキラ感を
真っ黒のレザーのバッグでは地味すぎます。ゴールドチェーンや大振りのピアスなどで、華やかさを加えましょう。ジュエリーは高級品でなくてもOK。全体のバランスのほうが大切です。

ルール③羽織りモノはファーorカシミア素材
露出ダウンしたいからとカッチリとしたジャケットを合わせてしまうと、硬すぎる印象に。かといって、ニット素材を合わせるのはカジュアルすぎてNGです。華やかさを演出するには、ファーやカシミアなどの上質素材のストールがおススメです。

本誌2月号では、「友達の結婚式」「二次会のみ出席」など、さまざまなシチュエーションに適したコーディネートを紹介しています。結婚式出席の予定があるなら、ぜひご参考に!

 

写真/穂苅麻衣(BOIL) スタイリング/やまぐちりつこ ヘア・メーク/城生なみ子(+nine)構成/永林あや子(Mart編集部)

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