【MYズパゲッティ⑯】差し込み錠つきクラッチを編みました

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今週紹介する作品は、東京都青梅市の下平かすみさん(45歳)がつくった、「MartズパゲッティバッグBOOK3」(¥1200+税 全国書店にて好評発売中)にも編み方が掲載されている、差し込み錠を使ったバッグです。

ズパゲッティを編み始めたきっかけは、友達が持っていたズパゲッティ・バックに一目惚れしてからです。そのバッグをつくった方に自分用を編んでもらい、編み物サークルにも参加しました。
飽き性の私でもザクザク編めてすぐに作品ができあがるところ、あと多少下手でも上手く見えるので(笑)、すっかりハマってしまいました。
2016年の9月に始めて、一年ちょっと経ちました。

差し込み錠つきのクラッチは、そのまま持ち歩けてバッグインバッグにもなるような大人っぽいバッグが欲しくて編みました。差し込み錠をつけたのは、普通のズパバックだとカジュアルな洋服のイメージなので、フォーマルな場面でも使えるものがつくりたかったからです。

初めての差し込み錠なので、つけるのは難しかったです。
差し込む方は均等に力が入るのですが、受け側はペンチの柄が短いのでギリギリの所で取り付けるため力がうまく入らなくて少し曲がってしまい……。今度はもう少し大きなペンチでやるべきかな、と思っています。
周囲からは「キラキラがかっこいい!」とほめてもらい、さっと取り出せるバッグインバッグとして携帯やハンカチなどを入れて愛用しています。

編み物タイムは、仕事が休みの日に家事を終えた午後から夕方にかけてが多いです。最近はベイビーズパで娘用のバッグも編みました。娘はぬいぐるみや、自分のおやつを入れて使っています。子ども用なので、かわいらしさを出すために、こま編みではなく、メリヤス風こま編みにしました。

ズパゲッティは糸との一期一会も魅力です。色の組み合わせや形を自分で考えて好きなように、自分が使いやすいようにつくれるのが楽しい! 今後は雪の結晶や雪だるまなど、冬っぽいモチーフを入れたバッグをつくりたいです。

取材・文/富田夏子

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