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ご飯もお酒もすすむ「あけがらし」は 山形発・江戸時代から続く秘伝の味

横浜
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働きながら子育てするママたちの集まりや、サークル活動がさかんな横浜エリア。3人はそうしたサークル活動の中で知り合い、刺激を受け合っています。
「あけがらし」は、食品のモニターやアドバイザーを務めることもある篠遠さんと佳田さんが、加藤さんから勧められて「他にはないおいしさ」とハマっているご飯のおともです。

甘みと辛みがほどよくブレンドされた
シンプルだけど深みのある味わい
山形の老舗しょうゆ店がつくっている「あけがらし」は江戸時代から伝わる味で、米こうじ、からし、しょうゆ、とうがらし、麻の実、三温糖でできています。材料はシンプルなのに、深みのある味わいがクセになると評判です。
「お土産としていただいて食べてみたら、甘みと辛みのミックス具合がちょうどよくて。ご飯や冷ややっこにかけて毎日のように食べていたらすぐにビンが空いてしまいそうになり焦りました(笑)。本当は半年くらい保存できて、少しずつ味に深みが加わるらしいのですが、なかなか半年もちそうにありません」(加藤さん)

フードコーディネーターおすすめ
あけがらし西京焼きレシピ
そのまま食べてもおしいのですが、フードコーディネーターの篠遠さんは「肉や魚料理の味つけに使うのもおすすめ」と言います。今回は「タラの西京焼きあけがらし風味」のレシピを教えてもらいました。

材料
タラ(ムツや鮭でもOK)…2切れ
【調味料】
あけがらし…大さじ1
白味噌(なければ合わせ味噌)…40g
酒…大さじ2
みりん…大さじ1
砂糖…大さじ1

つくり方
よく混ぜた調味料にタラを一晩漬け込み、グリルやフライパンで焼く。

独特な辛みでごはんがすすむ!
味つけのアクセントに
「西京焼きは甘めの味つけが苦手な人もいますが、あけがらしを加えることでほんのり辛くなり、全体の味を引き締めてくれます。ご飯に合うのはもちろん、お酒のアテにもなりますね。あけがらしの辛みは独特で、七味やゆずこしょうでは出せない味。お肉につけて焼いてもおいしいですよ」(篠遠さん)

サラダと好相性! クリームチーズもトッピングしてオードブルに
佳田さんのおすすめは、生野菜と合わせておつまみレシピに活用すること。
「スティック野菜につけるのがいちばん手軽ですが、クラッカーにクリームチーズと野菜をのせて、最後にあけがらしをトッピングすると変わり種オードブルになります。あけがらしはチーズやマヨネーズと合わせると辛みがマイルドになるので、ドレッシングにしてサラダにかけてもいいですね」(佳田さん)

米こうじのつぶつぶ食感が楽しい
「麻の実がアクセントになっていて大人の味ですね。米こうじのつぶつぶ感も楽しめます」と加藤さん。
篠遠さんからは「クリームチーズと混ぜ合わせてペースト状にして、パンに塗ってもおいしいですよ。サンドイッチの下地として使えば、マスタード代わりになります」と新たなアイデアも。

和洋どちらの料理にも合う「あけがらし」。取り寄せもできるので、気になる方はぜひチェックを!

あけがらし(140g)¥650(税抜き)/山一醤油製造所

【お問い合わせ先】
山一醤油製造所  http://akegarashi.jp/

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撮影/尾島翔太 取材・文/富田夏子

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